リンクラベルについて

第一章でGUIアプリの基盤となるウィンドウを作ったので、次はボタンやテキストボックスなどの、 ユーザーとの直接のインターフェースとなるコンポーネントについてみて行きたいと思います。
この章ではまず、リンクラベルについて解説します。

.NET Frameworkにおいてリンクラベルを表すクラスはLinkLabelです。
下記はリンクラベルを表示するサンプルコードです。 

using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;

public class Sample
{
    static LinkLabel linkLabel;
    
    public static void Main(String[] args)
    {
        Form f = new Form();
        linkLabel = new LinkLabel();
        linkLabel.Location = new Point(10, 10);
        linkLabel.Text = "リンクラベル";
        linkLabel.Click += new EventHandler(LinkLabel_Click);
        f.Controls.Add(linkLabel);
        Application.Run(f);
    }

    public static void LinkLabel_Click(object sender, EventArgs e)
    {
        linkLabel.LinkVisited = true;
        System.Diagnostics.Process.Start("http://csharpnyuumon.web.fc2.com/gui/index.html");
    }
}

サンプルを実行するとウィンドウが表示され、その中にリンクラベルが表示されます。
リンクラベルをクリックすると当サイトのトップページをWebブラウザで開くようになっています。

LinkLabelクラスの主なプロパティ

表示文字列

リンクラベルに表示する文字列を設定するにはTextプロパティを使用します。

表示位置

リンクラベルの位置を設定するにはLocationプロパティを設定します。
Locationプロパティの型はPointクラスになります。


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