C#のクラスの特徴
C#は言語仕様レベルでオブジェクト指向をサポートする言語です。
C#はクラスベースのオブジェクト指向言語であり、クラスを使用することができます。
クラスとはオブジェクトの設計図であり、その設計図から具体的なオブジェクトを生成することが出来ます。
クラスの定義
クラスを定義するには予約語の class を使います。
class クラス名 { フィールドおよびメソッドを定義 }
オブジェクトの生成
クラスからオブジェクトを生成するには予約語の new を使います。
クラス名 変数名 = new クラス名();
コンストラクタ
コンストラクタはオブジェクトの生成時に自動的に呼ばれる特殊なメソッドです。
コンストラクタの定義
class Hoge { public Hoge(引数) { 処理 } }
コンストラクタは上記のようにクラス名と同名のメソッド名であり、戻り値がないため、戻り値の型も指定しません。
クラスには必ず一つのコンストラクタが必要であり、明示的にコンストラクタを定義しなかった場合、
publicで引数なしで処理を何も行わないコンストラクタが自動的に作成されます。これをデフォルトコンストラクタと呼びます。